恐るべき、鉄人です。
テニスのBNPパリバ・オープンのシングルス準々決勝、連覇を狙うフェデラーが、若手で勢いの出てきたチョン・ヒョンを7-5、6-1のストレートで下し、開幕からの連勝を16に伸ばし、キャリア最長タイに並んだのだそうですよ。

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しかし、フェデラーは化物ですね。
怪我を克服し戻ってきたわけですが、同じように長期離脱を表明し、怪我の治療に望んだ他の選手が、順調に戻ってきた試しがないにも関わらず、この最年長選手だけが、万全に戻ってこれているんですから・・・。

ナダルでさえ、再び故障したことを考えると、やはりこれはプレースタイルとも大いに関係あるのでしょうね。

なんといっても他の選手とフェデラーを比較すると、圧倒的に試合展開のスピードが上げられるでしょうし、これまで長期明けで戻ってきた選手はどちらかというとディフェンス寄りのプレースタイルですから、どうしても長いラリーであったり、長時間の試合になりがちです。

1~2試合ならともかく、やはり長時間の試合やラリーが続くと、徐々に疲労とダメージが蓄積され、なかなか回復してこないのでしょうね。

その点、フェデラーは早期決着ですし、ラリーもそう多くはないですもんね。

今回だって、第2セット6-1ですからね・・・。

現状、このフェデラーの勢いを止めることのできる選手っているのでしょうかね??

最右翼であったアレキサンダーズベレフも、ここのところ調子を落としていますし、チリッチは好不調の波が激しいうえ、ディミトロフはいまいち突き抜けることができていませんからね。

ひょっとすると今年は、フェデラー1強でシーズンが終了するかもしれませんね。