Windows 7以降であれば、無料でアップグレードが可能なWindows 10ですが、どうやらこれが最後のメジャーアップデートのようで今後はWindows Updateを使って頻繁に機能のアップデートを行っていくのだそうです。
そんなWindows 10なのですが、もっとも大きな変化として、これまでのWEBブラウザ「Internet Explorer」ではなく、新しいWebブラウザーSpartanが搭載されることになっています。
Spartanとは
このSpartanは、Windows 10向けに設計された新ブラウザで、PCからスマートフォンまでの全てのWindows 10デバイスで動作するそうで、意欲的な機能が搭載されており、Webページ上にコメントを手書きしたり、キーボード入力でメモを挿入したりできるそうです。
WEB制作者にとって嬉しいのは、最新のWeb標準のマークアップでWebページを描画できる新レンダリングエンジンが採用されたことではないでしょうかね。
残念ながら、これまでのIEでは最新技術が一向に使えませんでしたし、古いIEに対応するために泣くような努力が必要とされていました。
このスパルタンにより、WEBの技術の進化がさらに急速化していくことはとても良いことだと思います。
とはいえ、IEがなくなるというわけではなく、WIN10には、「Spartan」と「Internet Explorer」2つのブラウザが搭載されるということですから、完全に安心することはできないのですけどね。
しかし、そう考えると、古いものをバッサリと切り、新しい次元へと一歩進めようとするAppleの潔さは改めて凄いことだなと考えさせられますね。
まぁ、マイクロソフトの場合は、ユーザ数があまりにも多すぎるので、思い切った改革に踏切にくいのでしょうね。